夜な夜な読書

読書、温泉、ラーメン、旅行ネタ多め

40歳手前で健康を真剣に考え出すサラリーマンがChatGPTを使った結果

5月は毎年恒例の健康診断。 ここ3年くらい毎年検診結果を見てがっかりする。 健康診断の時期もなかなかに酷なもので、どうしてわざわざGWのあとにスケジュールされるのだろうか。 連休なんて食べ過ぎるし、飲みすぎるに決まってるじゃないか・・・ そうは言ってもサラリーマン。 会社が定めた健診スケジュールには逆らえない。 40歳を目前にしたおにーさんは今年も体重、血圧、コレステロール、糖代謝に怯えながら検診機関に向かったのである。

どうして僕はこうも数値が悪化してしまったのか。 心当たりは多分にあった。 高校まで激しい運動部に所属していた名残で、食事の量は比較的多め。 加えて昼は節約のためにカップ麺やおにぎり、唐揚げなどの繰り返し。 夜は残業で遅くなるので強烈な空腹感のまま暴食に走っていた。 でも、この食事内容じゃないと翌日の仕事やストレスに耐えられる気がせず、解決策も見出せないまま何年も同じ習慣を繰り返してしまった。

その結果、体重は肥満の域に達し、血圧も高め、悪玉コレステロールも多く、糖代謝も悪い。 着々と(悪い)大人の階段を登っていた。 家の鏡で自分を見るたびに老けてだらしなくなっていく体。 白髪も増えてきて、かつてのスリムで筋肉質な自分は見る影もなく、 老いを憂いたストレイツォのように、いかに若さが貴重なものだったのかを痛感した。 これではいけない。いやだ。 なんかこのまま醜いおっさんになるのはオレの精神が耐えられない。 そう思うようになりました。

まずは日々の運動や食事内容を見直すことからはじめました。 でも、自己流の方法では栄養バランスが悪かったり、すぐに激しい空腹に悩まされたりしました。 ときには過度な食事制限で体重が減った時期もありましたが、その後数日気を抜いただけで急激なリバウンドも経験しました。 筋トレもしたり、市民プールで毎週泳いだりもしました。 でも、同じ食事を繰り返したり、筋トレが辛くなったり、目の病気をしてプールに通えなくなったり、炎上プロジェクトのせいで生活全てが乱れたりして、健康な生活習慣を身につけるのは至難の業すぎました。

いったい僕はどうしたらうまく生活を正せるのだろうか。 悩みました。生活習慣もですが、仕事の忙しさも相まって精神までおかしくなりかけました。 妻や子供にも「最近のパパはおかしいよ」なんて言われ、ちょっと距離を取られた時期もあります。

改善の方向に傾いたのは、プロテインサプリメント、弁当サービスを思いっきり活用し始めたところからでした。 仕事が忙しすぎてにっちもさっちも行かなくなったとき、もう家事も何もかもお金で解決してしまえ! そう思って始めたのがきっかけです。 朝食は牛乳とプロテインだけにしてみました。 昼食は会社に弁当屋さんがくるので、自分の好みで選ばずに日替り弁当にしました。 夕食は宅配弁当サービスを利用し、同じくメニューが偏らないようにしました。 最初は量が足りずに、多少追加で他の食材を食べていました。

まず最初の入り口としては良かったと思います。 朝食をプロテインに変えてから1ヶ月が経ち、意外とそれだけでも昼まで空腹に悩まされることが少なくなりました。 でも、昼と夜はどうしても量の不足を解決できなかったのです。

そこで、ChatGPTを使いました。無料のプランです。 現在の食事内容をGPTに入力し、空腹感に襲われないようにする方法や、より効果的なメニューの考案をしました。 何日か朝昼夜の食事メニューを見直しした結果、今の食事メニューはこんな感じになりました。 ※これもGPTに書き出してもらいました。

🌅 朝食 • 無調整豆乳:300ml • プロテイン:60g(タンパク質40g相当) • イソマルトデキストリン:3g(食物繊維2.5g相当) • イージーファイバー:4.2g(水溶性食物繊維) • マルチビタミン:1粒(推奨量)

👉 コメント: 朝は食欲が強くないので、消化の良い液体中心。 タンパク質と食物繊維をしっかり摂って、血糖値の急上昇を防ぐのが狙いです。

🍱 昼食 • 管理栄養士監修弁当(ごはん200g+おかず) • インスタント味噌汁(廃止済み)

👉 コメント: 手軽でバランスの良いお弁当を職場に持参 or 購入。 ご飯量も把握できているので、カロリー管理がしやすいです。

🍚 夕食 • 管理栄養士監修弁当(ごはん150g+おかず) • プロテイン:60g(タンパク質40g相当) • 水:200〜300ml • イソマルトデキストリン:6g(食物繊維5g相当) • 納豆(タレ・からしなし) • リンゴ酢ドリンク(リンゴ酢大さじ2、水500ml)

👉 コメント: 夕食は胃に負担をかけすぎないように脂質を抑えつつ、タンパク質と食物繊維を補強。 納豆で発酵食品も取り入れて、腸内環境対策もしています。

🔍 補足ポイント • 水溶性食物繊維(イソマルトデキストリン、イージーファイバー)を合計11.7g前後摂取。 • タンパク質は合計100g前後確保。 • DHAEPAサプリメントは青魚がない日に使用。 • 塩分は1日6〜7g以内を意識しており、納豆や味噌汁は調整済み。

この食事内容になったのはつい最近ですが、すでに効果は出始めています。 ・便通がよくなった ・腹痛が少なくなった ・激しい空腹感がなくなった ・体調がすこぶる良くなった ・思考のキレがよくなった ・副次的に残業が減った(生産性が上がった) ・GPTを有効活用する習慣が身についた→仕事の生産性もあがった ・残業が減った分、帰宅後の筋トレやストレッチ、早めの就寝ができるようになった

などなど。 GPTを有効活用し出してから、生活に好循環が生まれ始めました。 不思議なもので、好循環が回りだすと、良い結果が次々と出てき始めました。 まだ開始してから1〜2ヶ月なので、ビフォーアフターで大きく変わったようには見えません。 でも、確実に体調が良くなっていること、激しい空腹が減り、少ない量の食事で満足できるようになったのは確かな事実です。

この生活をもっと続けてみて、結果を書きたいなと思ってます。 社会人になってからもうすぐ20年になりますが、その中でお世話になった諸先輩方でも健康面に問題があって、衰退していった人や、ときには亡くなった方も何人か見てきました。 今は美味しい食事(たいてい油と糖質過多なんですが・・・)を好きなだけ食べれているかもしれませんが、それは着実にあなたの体を蝕んでいる。 手遅れになる前に、僕とともに健康的な生活に向けて改善していける人を増やせたらいいなと思っています。 みんな健康や美容ばかりに時間と金をかけられるわけではありません。 家事や子育て、仕事、介護、いろんなことをしながらも、なんとか自分も健康になりたいと思う人は多いでしょう。 そういう人の誰かにでも僕の生活が参考になればいいなと思います。

【ブックオフ中古本購入】ブラックアウト 上下

ブックオフにふらっと行ってみた。

110円コーナーの本はコスパ抜群で愛おしささえ感じてしまう。。。

最近はフレデリック・フォーサイスの作品に影響を受けており、国際政治、テロとの戦い、スパイ、軍事系といったテーマの本を好んで読んでいる。

店内の書棚をぱぁーっと見ていると、分厚さもデザインもテーマも良さげな本を見つけた。

マルク・エルスベルグのブラックアウトである。

裏表紙を読むと、イタリアとスウェーデンから発した停電がヨーロッパ全域に拡大する、しかもそれが人為的に引き起こされた可能性があると書かれている。

なかなかに気になるではないか。

そんでもって最近ポータブル電源にも興味がある。

車中泊をするようになり、「電気」というものの扱いに敏感なのだ。

そして僕は東日本大震災で数日間、ライフラインから切り離された経験もある。

110円、サスペンス、電気、停電、これらの要素がビタッ!とグランドクロスしたわけである。

迷わずレジに運ぶ。

上下巻合わせて1000ページほどだ。

文庫本は最強の娯楽ツールと思っているが、たった220円でこの量なら数日〜数週間は楽しめる。

言うまでもなく、停電が起きても好きなだけ暇潰しができるのだ。

Netflix、アマプラ、YouTube の方が世の中圧倒的に強そうだが、電気とネットがないと使い物にならない。

紙の本は暗いところで読めないが、どんなに山奥でも、どんなにライフラインから切り離されても楽しめるのである。

電気が使えない中でいかに快適に過ごすか考えるためにも、この本を読んでイメトレしておくのは有意義なことだと思った。

自身の経験も合わせて、もう一度電気がない状態で生活するために必要なアイテムの総点検をしたいと思う。

【ラーメン日記】中華そば 文四郎 浪岡店さん

今日は浪岡にある文四郎さんにてランチ。

2024/11/27(水)の12時過ぎに訪問。

入店した時席は満席だったが、運良く退店される人がいて、待ち時間無しで入ることができた。

国道7号線沿いに面し、駐車場は広く停めやすい。

入り口の券売機で食券を購入する形式。

おそらく現金のみ。新札は使えるようである。

仕事の日のランチや、移動中にパパッと食事を済ませたい時、無性に煮干しを欲した時にはおすすめである。

濃厚煮干しを注文。

訪れた人は中華そば、濃厚煮干し、超濃厚煮干しでまず迷うと思う。

好みにもよるが、僕は濃厚煮干しがちょうど良かった。

煮干しの風味が強く、リアル煮干しも乗ってくる。

チャーシューもメンマもうまい。

しょっぱいという口コミもあるが、僕は全く気にならない。

普段薄味派の人が書いた口コミではないかと思う。

トロミのあるスープに煮干しの風味が凝縮され、中太麺が絡んで、スープごとススれる系である。

中華そば 文四郎 浪岡店さん、美味しいラーメンごちそうさまでした!

【ラーメン日記】仙台中華そば 銘店嘉一 本店さん

11月の3連休は秋保に行ってきた。

前から気になっていた仙台中華そば 銘店嘉一 本店さんにお邪魔した。

到着したのは13時すぎ。

通常なら混んでいる時間帯だが、その日は雨だし、寒いし、空いてるだろうと思って行ってみると全然空いてなかった。。。

さすが名店の実力。

悪天候でもお構い無しに人気だった模様。。。

行列を作っている客の案内を、おそらく店主と思しき方が自ら外で行っている最中だった。

外に9人、そして店内にもコの字型の席にに待っている客が12人いた。

私たちは外の席の一番後ろに座り、順番を待った。

屋外にはちゃんとベンチがあるので立ちっぱなしという事はない。

それにちゃんと屋根付きなので雨にも濡れなかった。

ただし、悪天候の11月上旬は寒かった。

15℃くらいはあっただろうが、外で待つこと30分、身体はそこそこに冷えていた。

店内に入れてからおよそ20分でカウンター席に座ることができた。

カウンター席についてからさらに10分。

ようやく目的のラーメンが到着。

あまりの空腹に白飯と鶏皮のBセットなるものも注文してしまった。

第一印象はまさに鶏づくし。

太めのちぢれ麺ももちもちでうまそうだ。。。

いただきます。

まずはスープをひとくち口に運ぶ。

うまい・・・うますぎる・・・

声は殺すが脳内で至福の笑みと声が溢れる。

鶏の旨みと油と醤油がベストマッチ。

それからラーメンライスと鶏皮を堪能。

鶏皮は多分油で揚げてるんだと思うが、カリカリまではいってなく、コリコリの弾力が残る程度に調理してある。

旨みはギュッと詰まっていて、白飯が進む。

結局銘店嘉一 本店さんについてから1時間半後にようやく店を出た。

さすがは人気店。

これだけ時間がかかっても納得の一杯だった。

駐車場の出入り口が1箇所だけなので、混んでいる時はやや出入りがしにくい。

また交通量の多い道路に面しているので反対車線から入ろうとすると、対向車が途切れず、ちょっと焦る(汗)

道路を挟んで隣にはセブンイレブンがあるので、ラーメンを食べた後にアイスをキメるのもいいだろう♪

仙台中華そば 銘店嘉一 本店さん、美味しいラーメンごちそうさまでした!

職場でも家庭でもない第3の居場所を作ろう

アメリカに来たある日本人駐在員の方は、仕事では揉まれ、家庭では不和があり、24時間が戦場でした。日本ではノミュニケーションがありますが、車社会アメリカはそうもいきません。そのときはたと気づいたのが「自分には逃げ場がない」ということでした。

ロスの精神科医が教える 科学的に正しい 疲労回復 最強の教科書 久賀谷 亮 SBクリエイティブ 2019/8/5

人には普段の務めや義務から解放される場所が必要です。

解放される場所がないと、四六時中 心が張り詰め、あなたはどんどん疲弊していきます。

数ヶ月前までの僕がまさにそうでした。

仕事では中間管理職(プレイングマネージャー)として働き、家庭では家族分の食事を毎食作り、休日も買い出しや子供の習い事、食事を担当した他、スキルアップの勉強もしていました。

ふと気づくと、もう僕には逃げ場がなくなっていました。

全てを時間通りこなさなければ生活が成り立たない。

そんな状況になっていたのです。

時間が空くのは寝る直前の十数分しかありませんでした。

これが数年続いたとき、もう限界だと思いました。

精魂尽き果てたような感覚に陥り、動けなくなってしまいました。

妻にも自分の状況を打ち明け、仕事も有給の範囲ですが数日休み、まずは休息を取りました。

このままではいけない・・・

そう思った僕は休息に関する本を読み漁りました。

というのも、今の状態は単に睡眠を長く取ったり、仕事を何日か休む程度では解決にならないことを直感していたからでした。

いずれ仕事は元の通りしなければならないし、家事も今まで通りやらないと仕事との両立ができない。

肉体的な疲れというよりは、精神的な疲労をどうやったら日々軽減しながら持続できるのか?

持続できる方法を見つけないといけませんでした。

本を手に取り、まさに今自分が必要としているものは、職場でも家庭でもない第3の居場所、サードプレイスだということがわかりました。

自分に合うサードプレイスは何だろうか?

色々行って自分の心の変化を観察しました。

僕の場合は、大型書店、ホームセンター、市民プール、温泉、ランニングでした。

オンライン書店とは違い、リアルな書店は探している本以外も視界に入ります。

ずぅーっと色んな本を眺めていると急に気になるタイトルに目を奪われたり、表紙のデザインに驚いたり、色んな刺激があります。

時間を忘れて過ごせることが分かりました。

ホームセンターは僕車中泊も最近好きになり出してるので、イレクターパイプ使ってベッドを作ってみたいな~とか、想像力を掻き立てられます。

市民プールとランニングは運動の効果を検証するために始めましたが、相当効果がありました。かなり精神的に回復しました。

温泉は言わずもがなです。

他にも色々試してみましたが、継続的なサードプレイスになりそうなのはここに挙げたところです。

今改めて考えても、サードプレイス探しをしていなかったら、本当にどうなっていたか分かりません。

気分が落ち込んでいる時は外に出る気力すらなく、最初は相当心理的な抵抗がありました。

動きたくないし、外に行ったって、必ずしも気分が良くなるわけでもない。

そういう考えからなかなか家から出にくい精神状態でした。

お金も時間もかかりますが、どんどん悪化するくらいなら、思い切って飛び出す。

僕の状況では動くことが必要でした。

今では週1〜2回プールに通い、同じ頻度でランニングもし、週末は温泉巡りや車中泊にチャレンジする等、結構アクティブになってきました。

仕事の悩みも週末の楽しい活動(サードプレイス)のおかげで、何とか耐えれるようになり、家事のストレス発散にもなっています。

逃げ場は必要だし、逃げ場に逃げることも決して悲観的なことではありません。

逃げ場での一時的な休息は、まさに英気を養う活動です。

むしろ積極的に取り入れるべきです。

生きてる以上、どうしても好きなことだけやって生きていくのは多くの人にとっては難しい。

であれば、色々試して、うまく過ごせる方法を探索するのが僕らができることなんじゃないでしょうか。

組織の論理に潰されるな。環境に適応しよう。

クリロフは、個人的にはスクリパリ暗殺に反対だったが、その意見は大統領に却下された。だが、結果的にクリロフの考えが正しかったのだ。ロシアの外交官三十六人がイギリスから追放されたが、その人選は的確だった。全員が大使館を根城とするスパイだったので、彼らの退去によってクリロフのネットワークは大打撃を受けたのである。だからそもそも暗殺は悪手だったのだが、それをふたたび指摘するのはクリロフの職務権限を越えていた。

ザ・フォックス フレデリック・フォーサイス 角川文庫 2022/5/25

本来この責任は誰が取るべきだろうか?

一般的に考えれば暗殺を進めた大統領に責任がある。そしてクリロフは堂々と自らの意見の正当性を主張して、大統領の判断ミスを糾弾できる。

ところが組織というものは、そういう判断基準で動いていないことがある。

全部ではないにしろ、企業内の支配構造は独裁国家に近いものがある。特に歴史のある企業ではその傾向が強い。

大統領の判断で打撃を受けたのは結果的にクリロフのネットワークである。

これと同じことが会社の中でもよくあることなのだ。

基本的に中間管理職は現場と上層部の両面が見えており、両者の最適解をよく理解している。

ところが一部の上層部は現場の細かいことを知らないため、何をもって今の環境が維持されているのか理解していない。 (理解しようと努める上層部ももちろんいる)

自分たちの判断がどこまで影響を及ぼすのか理解していない。

こうして愚かな判断に基づき、重要な意思決定が誤った状態で決まってしまうのである。

そして不思議なことにこの意思決定に基づく作戦を遂行し、(当然ながら)失敗に終わった場合、被害を被るのは部下なのだ。

上層部の決定は何一つ誤りはなく、それを遂行できなかった部下が責任を取らされる。

部下からしたら何とも胸糞悪い話だが、実際に組織の論理とはこういうものだ。

だから独裁国家に近いのだ。

民主的な判断で経営されているとは思わない方がいい。

これまでの日本ではそんな企業でもやってこれた。

従業員よりも雇用主の方が強い関係性があったり、文化的に上層部に逆らえない雰囲気が強かったからだ。

しかし、そんな環境もいつまで続くことやら。

これからの日本は極度の人手不足社会が訪れる。

色んなものがこれまでの判断基準を超えて決めなければならない状況になる。

現場を蔑ろにするような上層部は、いつまであぐらをかいて座っていられるだろうか。

一方で中間管理職以下の従業員は、彼らと同じような意思決定をしないように律しておかなければならない。

また、現在進行形で割を喰らうことがあったら、さっさと別の会社に転職するか、もしくは上層部がまた醜悪な手を使ったなと軽く流してしまうことだ。

中長期的に見れば、そんな上層部はいずれ淘汰される。

ダーウィンの進化論よろしく、環境に適応できた者が最も生き残るのだ。

強さや権限が全てではない。

自らを失うことなく、したたかに、美しく、強靭に今の環境に適応しよう。

悔しいけど個性が強すぎるとうまくいかない

詩人はつねに、自己をより価値のあるものに服従させなくてはならない。芸術の発達は不断の自己犠牲であり、不断の個性の消滅である。芸術とはこの脱個性化の過程に他ならない。

新版 思考の整理学 外山滋比古 ちくま文庫 2024/2/10

会社、または上長からの指示に対して、どうしても賛成できない場合がある。

部下たちの状況と上層部の考えていることの両面が見えている中間管理職だからこそ賛成できない。

ちゃんと上長と議論できて、お互い納得できるなら一番いいのだが、そうもいかない時がある。

一応僕も中間管理職なので、何かしら会社の方針に対して意見しないと管理職である意味がないと思っているわけで、わりと積極的に意見する姿勢はもしかしたら個性的なのかもしれない。

ところが、上長側からするとま〜色々事情もあるのだろう。

失敗すると分かっていても(もしかしたらそれすらも分かってないかもしれないけど・・・)方針を変えられない事情があったりする。

そして、こういう場合大抵被害を被るのは末端の社員たちだ。

みんな苦しい思いや、成果の上がらないグズグズした状況に追いやられ、それでもって上層部からのフォローは何もなし・・・

失敗した時にはなぜ失敗したんだ?どうして失敗するんだ?と責められるのは僕らの方である。

こんな悲しい状況、経験ないだろうか?

ほんと虚しくなるよね。。。

ある日僕の先輩が似たような状況になり、当時の上長と激しく戦った。

この先輩も自分と同じくわりと積極的(というか高圧的?)に意見する人だったのだが、数ヶ月後、その先輩は別の部署に異動させられた。

あ〜こうやってYESマン、つまり没個性化した人間だけが残っていくんだな・・・と思った。

それでも会社全体から見れば色々な事情があってそういう判断になっているんだろうから、組織のより多くの人々がその判断で助かるのだ。(と信じたい・・・)

会社の中で、自分なんていう個の存在は組織に勝てない。

必ず組織の利害が優先される。

これは自分の会社だけでなく古今東西どんな組織においてもこの法則が成り立つ。

そこでちっぽけな個性を強調しすぎると、あの先輩のように排除されるわけだ。

もちろん異動の理由は事実上の理由は隠され、異動先の部署で優秀な人材が必要になったため、だったそうだが・・・

多かれ少なかれ、会社の発展には、悔しいけどある場面では没個性化しないといけないようだ。

やれる人はもちろん会社をやめて独立したり、他の会社に転職したりするだろう。

ただ、結局なんらかの組織に属したり、取引先に頭を下げないといけない場合は同じ問題にぶち当たる可能性は高い。

つまり、この没個性化を受け入れないとうまくいかないのである。