夜な夜な読書

ひとりの時間に現実逃避するブログ

悔しいけど個性が強すぎるとうまくいかない

詩人はつねに、自己をより価値のあるものに服従させなくてはならない。芸術の発達は不断の自己犠牲であり、不断の個性の消滅である。芸術とはこの脱個性化の過程に他ならない。 新版 思考の整理学 外山滋比古 ちくま文庫 2024/2/10 会社、または上長からの指…

理不尽な指示でも我慢して従う自分を最大限褒めてあげよう

社会人たるもの、どうしても理不尽な指示を受けざるを得ない場面はあるだろう。 頑固に戦ってもいいのだが、結局後々面倒なことになり、穏やかに済ませるのが最適解だったりする。 この現状どうにかならないものかと常々思う。 変なプライドや規則にもない空…

日帰り温泉のちコーヒーと読書

今日は休日。 お昼までは何も予定がなかったのだが、突然妻が日帰り温泉に行きたい!と言ってきたので近くの旅館に行ってきた。 我が家ではこのように何の前触れもなく事が始まるという展開が少なくない。 本当は午後からゆっくりコーヒーでも飲みながら読書…

いい仕事

「申し分ない」ジャッカルは静かにうなずいた。「望みどおりの出来だ」グーサンスは喜んだ。鉄砲のエキスパートとして、彼は何よりも賛辞を好んだ。また彼は、目の前にいる客もやはり、銃に関しては一流の専門家であることを知っていた。 いい仕事。 それを…

一流を目指す探求こそ目的

ジャッカルは明敏な男だった。貪欲に書物を読みあさり、小心なまでに慎重にプランを立てる。そして、現在はともかく将来において役に立つかもしれないと思うような情報を大量に、頭の中にたくわえていた。これは職業上の習慣であるが、やはり一つの才能であ…

はじめてのミステリー小説

読書といえばビジネス書か哲学書。 社会人になってからはもっぱらそういう本しか読んでこなかった。 若い時は娯楽をバカにしていた。 タナカ「パチンコなんて無駄でしかないですよね?やっててなんか意味あるんすか?」 上司「パチンコは必要だよ?それもと…